補聴器／難聴の情報サイト｢耳の話。｣ presented by 認定補聴器専門店プロショップ大塚(静岡県浜松市)

ここでは補聴器の取扱方法について書きます。

補聴器の主な取り扱いというと、以下の四つが上げられます。

・耳への着脱
　朝、起きて顔を洗ってから補聴器を耳につけます。
　寝る前やお風呂に入る前、補聴器を耳から外します。
　また、必要なときだけ耳に付けるという方もいらっしゃいます。

　耳につけるといっても、補聴器の形も違えば、つけ方も変わりますし、
　機能によっても取扱が細かい器種から、簡単な器種もあります。

　９０歳以上の方、リュウマチの方、手が震える方でも、
　多くの方が、ご自分で補聴器の耳への装着を行なっています。

・補聴器のお掃除
　補聴器は耳の穴に入れる道具です。
　どうしても、耳垢などが付着する場合があります。

　汚れたままにしておくのは不衛生ですし、穴に汚れが詰まると聞こえも悪くなります。
　そのような時には補聴器のお掃除が必要になります。

　お掃除について不安な方は二ヶ月に一回程度、
　補聴器販売店へ持っていって クリーニング してもらうということも出来ると思います。
　（ご購入されたお店か、お近くの補聴器店にご相談ください）

・専用ケースへ入れる
　補聴器は電気機械のため、どうしても汗や湿気に弱いところがあります。
　すこしでも安心してお使いいただき、補聴器を長もちさせるために、
　寝てる間など、補聴器を使わない時間は専用の乾燥ケースへ補聴器を入れます。

・電池の交換
　補聴器は電池で動きます。電池が切れたら電池交換が必要になります。
　一日８時間、毎日使うとして、補聴器の種類や、電池の種類にもよりますが、
　目安として一週間から一ヶ月程度が平均的な電池の寿命です。

難しく感じるところもあるかと思いますが、
多くの高齢者の方が扱えるように、メーカーも工夫を凝らしています。
お気軽に試すことも出来ますので、お近くの認定補聴器専門店にご相談ください。

参考

・補聴器の日々のメンテナンス